脳の健康を保つために大切な事
1. 血液と脳脊髄液の循環を良くする
第1に「脳の血行を良くする」ことです。
脳は人間にとって、一番高い所にある臓器になります。
一番高い所にあるということは、物理的に一番血液が回りにくい所にあります。
一番高い所にある臓器に血液を回すには、全身の血行が良くなければいけません。
全身の血行をよくするには、運動することが一番と言われています。
特に身体の一番下に位置する足、ふくらはぎの筋肉を使うことが一番効果的です。
ふくらはぎの作用で、足まで下がった血液を上に向かって押し戻すことが出来るからです。
この作用があるため、ふくらはぎは第二の心臓と言われている所以です。
足がむくんでいるということは、そこに血液が溜まっているということ。
足に溜まっていたのでは、脳に回る血液が少なくなってしまいます。
足のむくみを解消するということは、脳の健康には大切なことです。
血液の状態を良くしておくことも重要になります。
いわゆる、サラサラの状態です。
脳の状態をよくするとともに、脳梗塞などの予防にもつながっていきます。
2. 脳の栄養を考える
第2に「栄養」です。
以前までは脳のエネルギー源は糖分であると言われていました。
しかし最近では脳もケトン体を代謝していることが解明されてきています。
ケトン体は、脂肪酸およびアミノ酸を代謝する時にできる物質で、脳はこれを利用してエネルギー源としています。
つまり、糖分以外の物質のエネルギーを得る事が出来るということです。
もちろん、脳の材料はタンパク質(アミノ酸)ですし、脳にとっても大切な神経伝達物質の材料もタンパク質(アミノ酸)です。
良質のタンパク質を摂取することがとても大切になっていきます。
3. ストレスは脳を疲弊させる
第3に、「脳を疲労させない」ことです。
ストレスは脳を疲労させます。
現代社会はストレスが増大しています。
今の人間が処理しなければいけない情報量は、一昔前と比べ物になりません。
ストレスマネジメントは、とても重要な課題になっています。
それを反映するように、リラクゼーションを売りにするお店や商品がとても増えていきました。
いかにして脳の疲労を回復させるかが重要視されています。
ですが、
脳の疲労回復に最も効果があると考えられているのが睡眠です。
良質の睡眠を取ることが脳の健康には不可欠です。
小さな事でくよくよ悩まない思考も必要です。
悩み事は脳を疲労させます。
カウンセリングを受けることにより悩み事を解決していくことが重要になっていきます。
好きなことや楽しいことわくわくするような体験や経験をすることで脳をリフレッシュしていくことも重要だとされています。
趣味を持つことは脳の健全を保つためにとても有効と言えます。
4. 薬物を摂取しない
第4に「脳のバランスを崩すような薬物を摂取しない」ことです。
身近なものでいうと「アルコール」です。
アルコールを摂取する機会も多いとは思いますが、程々にした方が良いでしょう。
飲まないで済むなら、飲まないほうが脳の健康の為には良いです。
他にも、カフェインやニコチンなども、過剰に摂取することは控えたほうが良いでしょう。
脳に直接作用する向精神薬も飲まないことに越したことはありません。
しかし、精神疾患の症状がひどく辛い時には薬を飲んで一時的にでも辛さを緩和させることは大切です。
薬は使い方を間違えなければ病気の治療にとって有効に働きます。
大事なのは使い方を間違えないことです。
専門家である医師、薬剤師と相談しながら服用することが大切です。
素人判断は危険なので、絶対にやらないようにお願いします。
脳内に限った話ではないですが、身体全体に言えることです。
私達が目指すべきは、自然治癒力を向上させ、薬を飲まなくても自分の自身の健康を維持できるようにしていくことです。
脳の健康に焦点を当てると、結果、身体全身の健康につながることがわかりますね。
脳の健康のために何をすべきなのか。
脳の健康を阻害する行為はどんなものか。
こういった視点を持つことで、健やかな日々を送ることが出来るようになっていきます。
脳が健康=自分自身の健康 ということになります。
参考文献 生田 哲
脳の健康より